今日の心がけ~職員のスピーチ~
生き方は呼吸に通じる
2017.11.02
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「吐いて吸う」というタイトル、
あれ?「吸って吐く」のではないのかな、とも思いますが、
気持ちを正すための深呼吸は、「吐いて吸う」ことが正しいのだそうです。
呼吸そのものは、吸うことで酸素を体内に取り入れ、
吐くことで二酸化炭素を排出します。
これが緊張している場合、身体は過呼吸の状態で、
その時さらに息を吸ってしまうと、苦しくなり、リラックスとはほど遠く、
精神的にも不安定になります。
この深呼吸を極めたものの一つが、ヨガの呼吸法です。
一般的なヨガは腹式呼吸、ピラティスなどは胸式呼吸と言われますが、
この呼吸を意識し、自在にコントロールすることで、
心や体に影響を与えることができます。
ヨガでは“息”を吸うのではなく、“エネルギー”を吸収するのだそうです。
いま、学生は、就職活動の真っ只中です。
見学したい園へ電話をする際に緊張し、初めて園を訪問する際にも緊張し、
そして採用試験の面接で緊張するという、その連続です。
適度な緊張は必要ですが、
何かを成す時は、呼吸を通して気持ちを整えることが重要です。
何事も正しいリズムというものがあります。
お金を手に入れたらお金を使う、そこで経済が動きます。
知識や経験を蓄えたら、それを人に指導し、人材を育てます。
人が生きるということは、まさに呼吸に通じます。
今日の心がけ◆深呼吸をしてみましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周