今日の心がけ~職員のスピーチ~
結果にこだわる
2017.10.04
女子サッカー選手の澤穂希さんが、現役を引退しました。
昨年末の皇后杯決勝で、決勝ゴールを決めて有終の美を飾った澤さん。
20年以上にわたり日本女子サッカーを牽引し、
6大会連続で、W杯に出場しました。
日本代表として国際Aマッチ205試合出場、
83得点は、男女を通じて国内最多です。
現役引退の記者会見では、「結果が全て」と振り返りました。
なぜなら、結果の善し悪しが、
選手の待遇面や練習環境に直結していたからです。
結果にこだわる背景には、「少しでもいい環境でプレーしてほしい」と、
後輩たちの行く末を案ずる思いもあったのでしょう。
私たち職場人にとって、こだわるべき結果とは、
仕事を通じて、何らかの形でお客様に喜ばれることです。
お客様に関わる人はお客様を、また、直接関わらない場合でも、
同僚や上司、取引先の向こうにいるお客様を常にイメージして、
喜ばれる働きにこだわりたいものです。
今日の心がけ◆喜ばれる働きを目指しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
少し前に女子サッカーが注目され、澤穂希さんの功績は多大の
ものだったと記憶しています。自分だけの為ではなく、後輩のために
必死に練習をしたり、怪我をしていても無理して試合に出場したりと
目に見えない努力をしていました。
そのため後輩も、
「この人についていこう」
「この人のために頑張る」
「この人のために何が出来るのだろう?」等々、
チームワークも自然と強固なものになっていき、
W杯優勝という結果を勝ち得たのだと思います。
運動で得たチームワークは、仕事でも活かすことが出来ます。
お客様のため、上司や仲間のためにと、常に考えて身体が自然と
動いてフットワークが軽かったり、残業などが続いても体力があったりと、
会社のなかでも頼もしい人となっているのだと感じました。
私達は学生対応が仕事の1つですが、本日の題である「結果にこだわる」
ということも大切ですが、それまでのプロセスがあることを
教職員で情報共有しています。
今後も埼玉純真の教職員のチームワークをフルに使って
学生を大切に見守っていければ良いなと思っています。
教務係 田口宏美