今日の心がけ~職員のスピーチ~
「心の鬼に克つ」
2017.09.15
節分と言えば「豆まき」を思い浮かべる人も
多いでしょう。
隣近所から「鬼は外、福は内」と、子どもたちの
大きな声が聞こえてきます。
ある小学校では、創立以来40年以上にわたって、
節分の豆まきを行っています。
児童一人一人が、自分の心に棲む「鬼」を
カードにして退治します。
「友達を思う心が足りない鬼」
「すぐ人のせいにしてしまう鬼」
「お父さん、お母さんの言うことをきかない心の鬼」など、
鬼の種類は様々です。
自分の「鬼」カードに向かって豆をまき、
クラス皆で心を新たにしていくのです。
私たち大人も、節分の豆まきを機に、
心の鬼を退治したいものです。
今日の心がけ◇自己の弱さと向き合いましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
昔から鬼と言えば民話や郷土信仰によって、
「悪者」や「恐ろしい物」の象徴のように
扱われてきました。
ですから、子どもにとって節分の豆まきは
悪者退治という大イベントであるに違いありません。
本文にもあるように自分の中に存在する「鬼」、
つまり直したい性格や行動などを振り返り
改めるという習慣は、今も昔も変わらず続いています。
節分に限らず、日常生活の中で自分の事について
振り返り見つめなおすことは、誰しも多かれ少なかれ
あるとこでしょう。
しかし私の場合、改めるべきことをわかっていても、
日々の忙しさを言い訳にすぐに改善ぜず、そのままに
なっていることもしばしばあります。
心の中の鬼退治は節分の日のみとは考えず、日頃から
自身の行動や性格を見つめなおす時間を増やし、
仕事や人間関係を円滑に保てるようしていきたいと
思いました。
教務係 寺田