今日の心がけ~職員のスピーチ~

字に表われる心

2017.08.24

人の書く字には、心の状態が表われます。
丁寧に書けば整った字となり、急いでいると、殴り書きになってしまいます。
昨今はパソコンが普及し、文字を書く機会が少なくなりました。
それでも、手書きの手紙や葉書がなくならないのは、手間ひまを惜しまない心が、
文字を通して相手に伝わり、温かい印象を与えるからでしょう。

ある日、離席していたYさんがデスクに戻ると、一筆のメモが置かれていました。
不在中に電話があった、という知らせでした。
メモの文字の丁寧さと美しさに、Yさんは驚きました。

さらにそのメモには一言「お互い午後も頑張りましょう」と添えられていたのです。
人が目を通すものは、たとえメモであったとしても
「相手が快く読めるように」と気を配りたいものです。
ほんの些細な心遣いが、相手に元気を与えます。

今日の心がけ◆些細なことにも心を配りましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 

書道でも一度、紙へ書き始めてたら休まず最後まで書くことが
良いとされています。
一度に書かなければ、気脈がなくなり、良い作品にはなりません。
その時の感情や体調、また晴れの日か雨の日がということも
仕上がりに左右されます。

手書き文字には書いた人の思いが伝わります。
パソコンや携帯電話、スマートフォンの普及により、
便利になった反面、無機質な感じがしてしまいますが、
Yさんの同僚のように一言加えるだけでも、
相手への誠意が伝わると思います。

今回は相手へのメモ書きでしたが、どんな小さなことでも面倒がらず、
相手に気を遣えるように心がけたいです。
実習指導係 加藤

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