今日の心がけ~職員のスピーチ~
「過飲を慎む」
2017.08.03
江戸時代の儒学者・齋藤一斎が起稿した、『言志録』には、
修養の糧や教育の心得がまとめられています。
その中の一節に、「酒則」と題した一文があり、
酒を過飲することを戒めています。
「酒は穀物の精髄であり、少量を飲めば養生に良い。
度を過ぎると薬を飲んで病気になるようなものだ」
ということです。
過飲を慎むには、まずは、自分自身の適量を知ることが
先決でしょう。
今日の心がけ◇適度に嗜みましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
暴飲暴食に走る原因として、ストレスが引き金になって
いることもしばしばあるようです。
飲んだり食べたりすることで、そのストレスが発散され、
生活がリセットされるならば、多少の過飲は大目に見て
くれるだろう・・・
そのような考えが、社会人として通用するでしょうか。
肥満者と喫煙者は自己管理ができない人と考える国もあります。
アルコールも煙草も嗜好品ではありますが、度を過ぎれば
中毒にもなりかねません。
お酒に限らず、過度な運動やダイエットなど、
自分自身の適切な度合いを知ることが、大切だと感じました。
教務係 寺田