今日の心がけ~職員のスピーチ~

思いやりとは相手を優先すること

2017.07.21

『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「日本旅行の思い出」に
書かれているような話は、“外国人が日本で受けた驚きの体験”として、
よくメディアを通し紹介されます。

ここで一般的にいう外国とは、物騒なことが日常で、対して日本は、
「思いやり」や「おもてなし」など、
優れたマナーを身につけているような印象を受けます。

そんな感覚が当たり前の日本人に生まれ、
世界一素晴らしい国に暮らすことができて、
本当に幸せなのかもしれません。

古来より兼ね備えている日本人のサービスの精神性とは何か、
作家の山村明義さんによると、例えば欧米のサービスとは、
主であるホストが、客であるゲストに振る舞うことの
歓待の精神に当たり、「個」ありきの考え方だそうです。
お隣の中国や朝鮮は、儒教のように義と礼を重んじた友好の精神であり、
仏教であれば慈悲となります。
これが日本では、自分よりも相手を優先し、同化するのだそうです。

ただ、残念なことに、
最近は同化の精神は崩れてきているようにも思えます。

優しさや気遣いを受けたことに対して、素直に良い印象を持つとは限らず、
調子のいい人、図に乗る人、“しめた”と附け上がる人…
そんな人が増えているような気がします。

日本の良さを守るためにも、
自分が親切にされて本当に嬉しかったことを思い出し、
相手に接することを心掛けたいです。

今日の心がけ◆親切さに磨きをかけましょう

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

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