今日の心がけ~職員のスピーチ~
やる気を起こすには
2017.07.13
進むべき道筋であるビジョンを示し、
その目的を共有している組織は強いといわれます。
会社においては、経営者、幹部社員、そして社員が三位一体となって、
やる気を出して取り組まなければ生き残れない時代です。
やる気を起こすカギは、
<あなたのためなら一肌脱ごう>
という気持ちを起こさせることです。
もし人に何かを望むなら、まず自分から、
相手の望むものを与えることは人間関係の法則です。
例えば、相手に対して
「もう少し自分に愛情と思いやりを持ってくれれば、
もっと自分も優しくできるのに」
というのは、人間関係の法則が逆転しています。
言い換えれば、
「相手が自分の望みをかなえるまで、自分は相手の望みをかなえない」
と言っているのと同じことだからです。
まず、自分から先に、相手の希望を満たしてあげたいものです。
こちらから先に与えれば、相手も喜んであなたに与えようという
気になるものです。
職場の仲間の良さを確認し、言葉や行動で伝えていきましょう。
今日の心がけ◆与える喜びに徹しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
目的を共有している組織ということからいうと
本学は「学生のために」教職員が一体となっていると思います。
しかし「学生のために」を思いすぎ、
こちらがすべて手を出し過ぎてしまうと
その時は、優しい人、良い人と思われ、
お互い好印象となりますが
実は学生のためになっていないこととなります。
本文にもあるように人に何かを望むなら、
まず自分から与えるとありますが
そのサジ加減は難しいと痛感しています。
手をかけ過ぎた学生はいつまでたっても、
何も出来ない、知らない、わからない
その結果やる気がないようみえます。
その結果、「やる気出ない⇒行動しない⇒退屈⇒やる気出ない」という
ループにはまってしまうようです。
解決方法は脳科学から言うと
「やる気を起こす、起こさないではなく、
まず行動してみることから始めてみる!」
ということでした。
毎日暑い日が続き、体力も奪われていきますが、
やる気が起きないときは
私も出来ることからまず行動していきたいと思います。
教務係 田口宏美