今日の心がけ~職員のスピーチ~
時のふるい
2017.07.12
クリスマスシーズンにテレビや街角で耳にする曲と言えば、
山下達郎の「クリスマス・イブ」です。この曲が発表されたのは、
1983年でした。
山下氏は、昔の曲が今も支持されることについて、
「昔の音楽が良かったから、聴き継がれるわけではない」と考えています。
「昔だってつまらない曲はたくさんあったが、
何十年もの時のふるいにかけられ、良い曲だけが残った。
多くの人はそれらを聴いて、昔は良かったと思っているだけ」。
だからこそ「未来に残る曲を作りたい」とモットーを掲げます。
自分の職場において、時のふるいにかけられて、
なお残っている仕事はなんでしょう。
飲食店なら店の看板料理、製造業なら技術や製品などがあるでしょう。
今携わっている仕事も、もしかしたら、五年後、十年後には、
主力商品となるかもしれません。
次世代に残そうという意識を持つことは大切です。
今日の心がけ◆未来に残る仕事を目指しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
昔は好きだった曲で今聴いたらピンとこない曲もありますし、
何年経っても良い曲だと思う曲もあります。
何年経った後でも評価され続けていると、
それは一過性の流行りではなく、本当に良い曲なんだと感じます。
そういった曲たちはこの話のように
「未来に残る曲を作りたい」という思いが背景にあるのではないでしょうか。
仕事では、その時の状況に応じて対応していくことは大切ですが、
その場しのぎの対応になってしまって、後で後悔することもあります。
また、同じ仕事を繰り返しても、それが何年先も残る仕事にはならないかもしれません。
残るかどうかは、後にならないと最終的にはわかりませんが、
その時々で見極める意識は常に持ち、
また、残る残らないというより、改善していくことを考え、
未来へつながる様にしていきたいと思いました。
教務係 相馬