今日の心がけ~職員のスピーチ~
腹が立ったら十数える
2017.06.04
「腹が立ったら十まで数えよ、非常に腹が立ったら百まで数えよ」
これはアメリカ合衆国の第三代大統領、
トーマス・ジェファーソンの言葉です。
時間の経過によって感情を鎮める忍耐術を説いたものです。
職場でも、日常生活でも、
腹立たしく思う場面は多々あるものです。
それをそのままむき出しにしては、
良好な人間関係は保てないでしょう。
腹が立っても耐えるべきは耐える、
自分なりの感情コントロール法を身につけましょう。
◆今日の心がけ◆忍耐力を養いましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
私自身、職場でも日常生活でも、
腹立たしく納得できないことが常に起こります。
その時に、相手が親しいからと直球でぶつけてしまうと
険悪な雰囲気になったり喧嘩になってしまいます。
これがそこまで親しいわけではない職場の人や、
付き合いの浅い人などでしたら、
もっと関係性が悪くなり修復できなくなります。
今は社会人として長くなってきましたし、
人生としてもいろいろ経験をしてきましたので、
このお話のように数を数えて他に気をそらすように、
ある程度のことはイラッとしてもすぐに言葉を発しないで、
その場をいったん離れたり、違う作業を行ったり、
深呼吸をしてみたりして、
「あの人はそういう人なんだ」とか、
「そんな風に考えたり、行なう人も居るんだ」などと
自分を納得させてなだめる方法を学びました。
ですが、
実際はそんなに心を広く持っていられるほど
余裕が無い時の方が多く、
つい顔や態度に出してしまい、愚痴を言ってしまいます。
それに自分だけが耐えて抑えたとしても、
相手が感情をぶつけてくるようでしたら、それは成り立ちません。
ですので、特に社会人と呼ばれるようになったら、
自分のことだけではなく相手の立場を考えたり、
相手への気遣いや配慮、相手を尊重すること、
許すこともできるように忍耐力をつけて、
できるだけ良好な雰囲気の中で
業務を行えるようにしていきたいと改めて思いました。
庶務係 大澤