今日の心がけ~職員のスピーチ~
揃える効用
2017.04.10
毎日の朝礼を、
職場の更なる活性化やチームワークの向上に役立てるためには、
いくつかのコツがあります。その一つは「揃える」ことです。
例えば、
「おはようございます」
という挨拶一つをとっても、礼のタイミング、速度、発声など、
揃えられることはいくつもあります。また、整列した際、
きれいに並ぶように列を整えることもそうです。
個々の動作や発声は、決して難しいものではありませんが、
全員で揃えようとすると、そのハードルはぐっと高くなります。
それらを揃えるためには、周囲の人の動作を意識しなければなりません。
また、朝礼リーダーは、皆が揃えやすいように心を配りつつ、
ハッキリと力強い発声と動作で、全体をリードしなければならないでしょう。
少し面倒で、堅苦しいことですが、
朝礼のたびに動作や発声が揃うように意識することが、
参加者の「気」を揃えることにつながります。
それは、日常の業務を円滑にし、より良い成果をもたらす、
チームワークの土台となるのです。
今日の心がけ◆「揃える」ことに意識を向けましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
チームワークで行うものと言えば本学では色々なイベントだと思います。
その都度、教職員は各自役割分担があり必ず事前打ち合わせを行い、
全員の意識を揃えています。
そして当日はお客様、学生、保護者に気を使うことはもちろんですが
何か予期せぬことが起きた時の対応力が一番大切です。
見て見ぬふりをして手出しをしなければ責任、失敗もなく一番楽ですが、
こんな時に、どんな事が起きて悩んでいるのか、体調が悪いのか、
何か手伝えることがないかなど、同僚の変化に気付くことが
出来るようになると、真のチームワークが生まれイベント成功に
繋がるのだと思います。
この文章にもあるように全員の「気」を揃えて本学がより良いものと
なるように、今後も意識して行動していければ、
それが学生にも伝わっていくのではないかと思います。
教務係 田口宏美