今日の心がけ~職員のスピーチ~
踏ん張りどころ
2017.04.19
「人生には『ここ一番』という踏ん張りどころが何度かある。
どんな分野でも一流と呼ばれるのは、
『ここ一番』の局面で踏ん張ることのできる人だよね」
そう語るのは、「和食の鉄人」こと道場六三郎氏です。
道場氏の回想は、
壁にぶつかった時が人生の岐路であることを教えてくれます。
「ここ一番」で逃げずに、受け止めることができたら、
以前より成長した自分になれるはずです。
◆今日の心がけ◆困難を受け止めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
私は、「辛い目」や「困難」だと思うことにぶつかった時には、
まず逃げよう!と思います。
立ち向かう心の強さも、
そうすることで何かを勝ち取れる自信もありません。
優しさから、体と心が壊れる前に逃げるのも
一つの選択肢だと言われたこともあります。
ですが、逃げてしまった思い出は、
いつまでも嫌なままの記憶として強く残っています。
あの時逃げずに踏ん張っていたら、
今頃もっと違う自分になれていたのかもしれませんし、
あの時の職場で今とは全然違う仕事をして
今頃はもうベテランになっていたのだと思うと、
勿体なかったかな・・・とも思います。
そうは言っても、あの当時の私には先のことは分からないし、
仕事や人づきあいに対して自信もない状態でしたので、
踏ん張るのは難しいことだったので仕方がありません。
そんな経験もあり、今の自分なら
「ここは踏ん張ろう」と思うことも出来るのかもしれません。
道場氏の「あの時頑張れたから今の自分がある」という言葉にも、
一度頑張れた、乗り越えられたという経験が自分の自信になり、
更に次の壁や困難を踏ん張って乗り越えられる力になるという思いが
あるように感じました。
これから新しい社会に出ていく学生は勿論ですが、
私たちにもまだまだ困難や壁にぶつかるということは
無くならないと思いますので、
その時にはちゃんと乗り越えられるように
自分に自信をつけていくことと、
一人では乗り越えることが難しい時に
周囲の人たちの力も貸していただけるように、
日頃から周囲に心を配り、
助けが必要な人に力を貸せるようになりたいと改めて思いました。
庶務係 大澤