今日の心がけ~職員のスピーチ~
パブリックスペース
2017.03.09
パブリックスペースとは、公共の空間を指します。
利用者が限定されていないため、様々な注意すべき点があります。
誰でも使えるパブリックスペースは、逆にいえば、誰が見ているか、
聞いているか、分からない空間でもあります。
飲食店や電車の中などで仕事の話をするのは、
機密漏洩につながる可能性もあります。
私たちは、公的・私的にかかわらず、様々な顔を持ち、
その一つひとつにおいて、
何らかの責任を負っていることを自覚したいものです。
◆今日の心がけ◆言動に客観的視点を持ちましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
このお話のような経験をしている人は沢山いると思います。
私自身も、飲食店で隣の席になった方たちが、
大きな声で自分たちが体験したお客様とのエピソードを
話しているのを耳にしたことがあります。
良い話なら聞こえていても良いのですが、
悪口やお客様を馬鹿にしたような内容でしたので、
聞いていてイライラし、
「いったいどこのお店の店員さんなんだろう?
もし近くのお店だったら、行きたくないね」と、
一緒に居た人と話していました。
私たち以外にもお客様が沢山いましたので、
もしかしたらその中にはどこの店員さんなのか分かって、
行かなくなった人も居るかもしれません。
それか、周囲の人に
「あそこの店員さんはお客様のことを、
陰でこんな風に言ってるんだよ」と話し、
良くないイメージが広まっているかもしれません。
今回、このお話を読んだことで思い出しましたが、
このこと以外にも似たようなことは何度も遭遇しています。
中には「大きな声で」「過剰な表現で」、
周囲の人に「わざと聞かせているんだよ」と言う人も居ました。
ですがこれは、たとえ内容が悪いことではなくても、
周囲への気遣いや配慮の無い騒ぎ方をしていれば、
本人たちはそんなつもりではなくても、
それは悪いイメージとして認識されてしまうので、
気をつけた方が良いのではないかと思いました。
他人のことばかりではなく、
私が仲間内で盛り上がって話したり、行動していることで、
周囲の方に嫌な気持ちを抱かせてしまったり、
良くないイメージを与えてしまっていることも沢山あると思います。
自分たちは他愛のないことで、ただ楽しいと思っていても、
受け止める人によって感じ方は違うので、特に自分の生活拠点や
仕事をしている地元でのイメージはとても大切なので、
社会人としてもっと気をつけようと思いました。
庶務係 大澤