今日の心がけ~職員のスピーチ~

職場はいつでもフレッシュな環境で

2017.02.28

『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「ゴミと挨拶」に紹介されている
山の頂上ではゴミが少なく、下山すると多くなるというのは、
ある種の神聖な場所では、環境意識が高まりますが、
日常へ戻った時には薄まるということかと思います。

野口健氏のように清掃登山を行って、
その啓蒙活動によってモラルが浸透しつつありますが、
世界最高峰のエベレストでは、高度が高くなるほど、
逆にゴミが増えるという現象が起こっているともいいます。
これは、下層のベースキャンプ地では
ゴミの始末が義務づけられているのに対し
上層ではそれがないという、これも、
個々の意識で大きく左右された結果なのかもしれません。

私は、学生の頃や社会人になってからも住まいの転居を繰り返しました。
新居に移り住むと、最初の内は綺麗に使いたいと思い、
過剰なほどに掃除をして整理整頓を意識します。
ただ、その生活に慣れてくると気が緩み、徐々に乱れてきます。

“割れ窓理論”についても『職場の教養』で紹介されていますが、
子供の頃、近所に放置された荒ら家があり、
「ここならゴミを捨ててもいいかな」という身勝手な行為のせいで
荒れ放題となっていました。
これが常態化して更に酷くなると、モラルの崩壊が蓄積され、
治安の悪化にまで至るということなのでしょう。

澱んだ“慣れ”を断ち切り、転居後の新生活のように、
フレッシュな職場環境を意識して仕事を進めていきたいと思います。

今日の心がけ◆職場をきれいに保ちましょう

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

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