今日の心がけ~職員のスピーチ~
気配り目配り
2017.02.20
石田三成の三杯の茶は有名な逸話です。
三成が近江の国伊吹山の観音寺にいた頃、
鷹狩でのどが渇いた秀吉が立ち寄りお茶を所望、
最初に大きめの茶碗にぬるめの茶を、
次に一杯目よりやや小さい茶碗にやや熱めの茶を、
最後に小振りの茶碗に熱い茶を出した。
まずぬるめの茶で喉の渇きを鎮めさせ、
後の熱い茶を充分味わわせようとする
寺小姓の細やかな知恵配り・心遣いに感服した秀吉は
彼を家来として採用した。
というものです。
(参照:ウィキペディア)
実際にはもっと後に採用された説もあり、
後世の創作との話もありますが、有名な話の一つです。
さて、ここで述べられているのは、心配り気配りです。
本学のみならず、世の中いたるところでこれは求められています。
どなたかに気付かれたい思いで行うのではなく、
然り気無い(さりげなく)かたちでできるようになれば、
その人は本物になるでしょう。
三成はどちらの思いだったのか、気になるところです。
以上
入試広報係 奥貫