今日の心がけ~職員のスピーチ~
繁盛する理由
2017.01.10
客足絶えない人気の八百屋さんがあります。
近所には何でも揃う大型スーパーもありますが、
野菜だけはこの店で買うという常連客が多いのです。
種類が多く、新鮮で低価格、単身世帯向けに小分け販売したり、
高齢者向けに薄味の惣菜を売るなど客のニーズに敏感なことと、
何より評判なのは店主の人柄です。
どんなお客様にも笑顔で気さくに接客し、
客の状況に応じて気遣う言葉が絶えません。
言葉の一つひとつに愛情が感じられるのです。
◆今日の心がけ◆真心を持って人に応対しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
買い物や外食に出かけた時に何気なく目が行ってしまうのは、
人の行動です。
特に店員の方の態度や振る舞いは、自分のことを棚に上げてでも
ついつい見てしまいます。
見ていて気持ちの良くない態度が目につくのは当たり前のことですが、
とても好感の持てる態度や接し方、話し方などをしている人は
もっともっと見てしまいます。
そして「あの人に接客してもらいたいな」とか「またこのお店に来よう」
と いう気持ちになりますし、帰宅してからも話題にしたりします。
これが評判というものになり、世間に広まっていくんだと改めて思います。
仕事をしていると、相手によってコロコロ態度を変える人を
「機転がきく人」とか「出来る人」などと言って
良いこととして褒める人も居ますが、
私はどちらかと言えばこのお話の八百屋さんの店主の方のように、
誰に対しても態度を変えず、
それぞれの人の好みや求めている物や状況に目を向け、
心を配れる人の方が出来る人間だと思います。
人それぞれ見方は違うと思います。
どんな時も相手に思いやりを持って接することが
出来る人と接する方が気持ちが良いと思いますし、
そのような人の周りには上辺だけではなく
本当にその人を慕う人が集まると思います。
私自身そのような人になれるように周囲にもう少し目を向け、
心のある対応が出来るように気をつけたいと思いました。
庶務係 大澤