今日の心がけ~職員のスピーチ~
太陽の如く
2017.01.17
真夏の太陽が照りつける暑い時期です。
太陽と地球は、およそ一億五千万キロメートル離れています。
太陽の直径は、地球のおよそ百九倍。
水素とヘリウムによる核融合によって燃え続け、
その寿命は、五十億年から百億年といわれています。
太陽は、植物の生育を助け、海の水を蒸発させて
大地に雨を降らせるなど、生きとし生けるものを生かしています。
また、太陽の恵みは、万物に公平に降り注がれます。
善人はもちろんのこと、悪人をも照らし続ける、
無限の愛を注ぐ存在でもあるのです。
私たちが万人のために働くのは難しいことですが、志は高く、
太陽の如き希望を掲げて進みましょう。たとえ困難があっても、
世のため人のためにという思いを忘れずにいたいものです。
日々の仕事も、誰かの役に立つことを願い、
世の中を良くしていこうという、
太陽のような大きな希望を掲げて取り組んでいきましょう。
今日の心がけ◆希望を高く掲げましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
童話で「北風と太陽」があります。
北風と太陽が力比べをし、旅人の上着を脱がせることができるか、
という勝負をする物語です。
北風が力で上着を吹き飛ばそうとし、太陽は燦燦と照りつけ
旅人は暑さに耐え切れず上着を脱いでしまい、
太陽の勝利というものです。
力ですぐに物事を片付けてしまおうとするよりも、
ゆっくりと様子を見守りながらのほうが、
よい結果を得るというで、圧力で無理に物事を動かそうとしても、
かえって人は反発すということだと思います。
これを読んで自分の子育ても同じだなと感じました。
親としてはニコニコと優しく見守っていれば良いのですが、
そうも言っていられず、ついつい威圧的になってしまいます。
自分から行動してくれるようになって欲しいと思いますが、
なるべく時間をかけて暖かく優しい言葉をかけていき、
太陽のような存在になれるよう成長していければ
良いなと思っております。
教務係 田口宏美