今日の心がけ~職員のスピーチ~
意見を言える職場環境
2016.12.01
私は人前に立つことが苦手です。
職場は教育機関ですが、教員のように、
教室で学生を前にして話したいと思ったことは、一度もありません。
事務方であることは好きですが、教育や指導的立場に回りたいとは、
今後も思わないでしょう。
ただ、自分の意見は素直に言える方だと思います。
とは言っても、これは、意思疎通を意識したものではなく、
そういう性分なのかと考えています。
朝礼では、題材となるものを読み上げる場合、
それがだいたい“正しい見本”であることが前提となります。
そして、その内容に共感し、自分の至らない反省を述べ、
今後の抱負を語る…、それが一つのパターンです。
この『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「人前に立つ憂鬱」に
紹介されているように、見方や感じ方は人それぞれで、
「今日のテーマと内容には共感できないな」というような
受け止め方もあると思います。
テーマに沿って肯定的に自分を映し出すだけではなく、
否定的な感想も面白いと思います。
好ましくないのは、発言内容にプレッシャーをかけ
意見を自由に言えない高圧的な雰囲気を作ってしまうことです。
間違っていることであっても、意見を言うことで正されることがあり、
または新しい発想が生まれることもあります。
今日の心がけ◆自分の意見を堂々と述べましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周