今日の心がけ~職員のスピーチ~
わかったつもり
2016.11.24
仕事をする中で、「わかったつもり」で作業をしていることはありませんか。
新しい部署に異動したMさんは、
以前の部署で培った力を発揮しようとやる気に燃えていました。
上司から早速、データ入力の仕事を頼まれました。
新しい部署での仕事は、以前の部署とは違うものでしたが、
データの入力なら、前にも行なっていたことです。
<これなら自分にもできる>と入力を始めたところ、
操作ミスで、一瞬にしてデータを削除してしまったのです。
同僚に助けを求めて、幸いデータの復元をすることができました。
たとえ同じような作業でも、自分の能力を過信してはいけないと
反省したMさんです。
仕事をする上で「わかったつもり」は大敵です。
実際にはわからないのに、「わかったつもり」なので、
いつまでも改善されないばかりか、
やがてそれが大失敗につながりかねません。
それまでの経験や積み重ねを過信せず、常に学ぼうとする心、
素直に教えを請い、わからないことは尋ねるという初心を、
いつまでも大切にしたいものです。
今日の心がけ◆本当にわかっているか確認しましょう
(『職場の教養』:社団法人倫理研究所より)
私は、純真短期大学へきて一年がたち、
実習の業務がようやく年間の流れを通してが分かってきました。
しかし、分かったつもりで、行動してしまうことがあります。
これは仕事に限った話だけではないと思います。
例えば私の場合は人の話しを最後まで聞き終わる前に
先回りして内容を解釈してしまい、
実際の話とは自分と思っていたことと
全く違うことだったということがあります。
「大体こんな感じだろう」
「前回もそうだったし今回も同じだろう」と
感覚的に物事を考えてしまいそうになりますが、
いつも行っている作業でも、確認を怠ればミスをしてしまいます。
現在、実習指導係で施設実習の準備を進めておりますが、
必要な書類に不備や記入漏れ、ミスなどはないか、
学生が実習で困らないよう、
伝達はきちんとできているがを確認しながら
間違えがないように、作業を行っております。
少しスピーチの内容からはそれてしまいましたが、
初心を忘れず、「できたつもり」「わかったつもり」の
行動には気をつけたいと思いました。
実習担当 加藤