今日の心がけ~職員のスピーチ~
ふみの日
2016.11.09
「ふみの日」とは、手紙の楽しさ、手紙を受け取る嬉しさを通じて
文字文化を継承する一助となるように、郵政省が制定した記念日です。
メールやSNSの発達で、離れた人とのコミュニケーションが取りやすくなった現代でも、
あえて手紙で季節の挨拶やお礼などを行なう人も多くいます。
「便利な通信手段」と「手間をかけた手紙」、
それらを目的や状況に応じて使い分け、離れた相手に思いを届けましょう。
◆今日の心がけ◆離れた人に心を届けましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
文字で書いた手紙も、メールやSNSという便利な機能で書いた手紙も、
どちらにもそれぞれに良いところがあるので、
どちらを使った方が良い、悪いというのは無いと思います。
仕事の場面で活躍してくれるのは、メールやSNSの方だと思います。
これは、早く伝えたい、早く答えが欲しい、一度に多くの人に伝えたい、
伝えた痕跡を残したいなど、手書きの手紙ではできないことを求められるからです。
それとは反対に、貰って嬉しいと思うのは、文字でわざわざ時間をかけて書いてくれたり、
わざわざ時間をかけて出したり手渡してくれる、気持のやり取りが出来る手書きの手紙の方です。
手紙やメールだけでなく、日常の中でやり取りがある時に言えることだと思いますが、
「自分のために」状況や手段などを考えたり、時間や心を遣ってくれるということは、
とても温かい心を感じて嬉しいと感じるのではないでしょうか。
私自身は勿論ですが、これから就職を考えている学生のみなさんは、
接した相手に何かを伝えていくということが多くあると思いますので、
相手の立場、状況、気持ちなどを考えて、言葉や道具、伝える手段を選ぶという
心遣いのできる人になってほしいと思います。
庶務係 大澤