今日の心がけ~職員のスピーチ~
気配りは双方で
2016.10.05
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「助手席の仕事」を読み、
気配りというものは大切なことだなと思いました。
…が、この文例では、見方によって運転手の方に
問題があるのではないでしょうか。
助手席の誘導を頼りにしている運転というものは、危険極まりない行為です。
先日、埼短協の就職問題研究協議会に出席し、
他大学のキャリア支援担当者との意見交換のなかで、
今回も新卒者の就職先での早期離職が課題として
取り上げられていました。
離職した卒業生の話を聞く限り、
嫌なことや我慢できなかったことを口にしますが、
そのまま鵜呑みにはできないかもしれません。
ただ、ブラック企業とまでは言いませんが、
職場では、そのことにどのようなフォローやケアしているのか、
その点も気になります。
“モノづくり”の職人は、経験による感覚で伝えることが必要になりますが、
人と人とが接する仕事であれば、言葉で伝えることが重要です。
何が正しくて何が問題なのか、いわゆる“精神論”のように
一方の観念を押し付けるのではなく、双方が理解し合い、
教え諭さなければなりません。
今日の心がけ◆集中しながらも(お互い)気を配りましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周