今日の心がけ~職員のスピーチ~
賞状の名入れ
2016.09.29
達筆なEさんは、社内で、祝儀袋や賞状の
名入れを頼まれることがあります。
ある日、賞状の名入れを頼まれた際のことです。
「失敗した時のために」と、
依頼者は、賞状を2枚用意してくれました。
また、名前に「殿」は必要かと質問したところ、
名前だけでよいことを教えてくれ、さらに、
以前撮ってあった賞状の写真をわざわざ届けてくれたのです。
その写真がとても役に立ちました。
百聞は一見に如かずで、文字の大きさや配置など、
写真を参考に、名入れをすることができました。
そして、その依頼者が、Eさんが書きやすいようにと
配慮してくれたことをありがたく思いました。
仕事を依頼する場合、
「後は任せた」と言いつつ、
できあがったものを手直しすることは多くあります。
最初に、ベストな仕事をしてもらえる配慮をすることは
とても大切でしょう。
Eさんは以後、人に仕事を依頼する際、
「自分が依頼された時にわかりやすいかどうか」
を常に念頭に置いています。
今日の心がけ◆仕事の頼み方を見直ししましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
自分で感じ取ったイメージを相手に伝えるには
言葉では限界があり、人の感性はそれぞれのため、
受け取る側の勘違いがおこるのだなと思いました。
これから学生はいろいろな書類を作成し事務室に提出しに来ます。
その時に初めて見る書類が全学生にどのようにしたら伝わるのか
記入例を作成し、事前に渡したり、掲示したりと
それを参考にイメージしてもらえるようにしています。
また、先生方が下書きを必ずするようにと
指導して下さっているので再確認が出来ているようです。
そうすることにより、間違いを防ぎ、
慎重な書類作成につながているのだなと思います。
これからも、ひと目みて分かりやすく簡潔なものを
作成していけるように努力していきたいと思います。
教務係 田口宏美