今日の心がけ~職員のスピーチ~
衣替えで働く心を整える
2016.09.27
今着ている服に感謝をしましょう。
私は技術者ではなく生産者でもなく消費者という立ち位置にいます。
自分自身で衣食住を今すぐまかなえ!と命令されたとしたら、
途方に暮れてしまいます。
「もったいない」で昔着ていた服や靴その他さまざまなモノを
ストックしていますが、1年使わねばずっと使わないようです。
この経験は誰しもお持ちでしょう。
現在は○○○オフや再生可能なものを再利用するお店がずいぶんとできましたが、
ごみとして捨てられるモノはまだまだたくさんあります。
戦前までは都市部でも、戦後昭和30年代までは農村部でも、
循環型の、いわゆる使い切るや直し
て使う、木端は焚(た)き付けにするといったことで
ゴミが出ない暮らしをしていたそうです。
今は…おそらく昔の方法には戻れないでしょう。
キャンプや自然学校で体験することはできますが、
日常がそれですと清潔潔癖な現代人はおそらく
たいへんなことになるにちがいないと思えるのです。
さて、本当にささやかなことですが、
私は不用品として片づけるときは、感謝の言葉を口にしながら手を離しています。
「ありがとう」「キミと会えてうれしかったよ」
今後も続けていきます。
入試広報係 奥貫