今日の心がけ~職員のスピーチ~
教育機関での“業績”や“成果”とは
2016.08.31
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「完結力と後始末」に書かれている
“業績”や“成果”というものは、
利益を上げる民間企業とは異なる大学では何でしょう。
自分の仕事に当てはめるのなら、
学生の希望に叶う就職先を紹介することですが、
単に就職を決めて卒業させて終わりではなく、
卒業後のケアも必要なことかと思います。
先週、埼短協の教職員研修会にて、
キャリア支援の分科会でも話題になっていたことで、
保育系の就職は非常に好調ですが、
就職後のミスマッチによる早期離職が課題であり、
卒業後の何らかのサポートが重要になってきています。
先日、本学で開催したホームカミングデーでは、多数の卒業生が来学し、
各就職先での担当別に分かれ、グループワークを行いました。
主に“お悩み相談”的な構成になりましたが、
「入職してみてイメージと違った」
「就活での見極めが難しい」
といった声も聞こえ、
実習や事前見学、情報提供だけでは難しい面があるなと感じました。
このように、学生が卒業して“完結”するのではなく、
社会人となった卒業生のその後のキャリア形成を見守り、
違う形でサポートし続けることが、
“学校”で勤務する者の“使命”なのかと思います。
その使命のために…、まずは、片付けが大の苦手な私、
後始末というものを正していきたいです。
今日の心がけ◆後始末に磨きをかけましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周