今日の心がけ~職員のスピーチ~
楽しいことは六十四
2016.09.08
かつてSさんも、新人時代に、脱力感に襲われました。
当時は、会社という新しい環境になかなか馴染めず、
仕事の理想と現実のギャップに悩んで、心が暗く沈みがちでした。
様子を見かねた先輩が、声をかけてくれました。
「今は、新しい生活スタイルや人間関係を作り上げ、
与えられた業務を必死にこなさなければならないから、辛い時期かもしれないね」
「でも、人生が百の数字だとすれば、楽しいこと(ワッハッハ)は八×八=六十四、
悲しいこと(シクシク)は四十九×九=三十六だろう?
楽しいことは悲しいことの倍あるぞ。ワッハッハ」と
笑いながら先輩は去っていきました。
先輩の豪快な話しぶりに、ふっと肩の力が抜けたSさん。
やがて、脱力感からも抜け出して、職場でも私生活でも活発に飛び回っています。
今日の心がけ◆時々肩の力を抜きましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
楽しいことは悲しいことの倍あるという考えをそのまま受け入れることはできませんが、
考え方で気持ちは変わることがあります。
辛いことがあるとそのことばかり気に病んで、落ち込んでしまいます。
そうすると、普通のことも全てが暗い気持ちのまま過ごしてしまい、
やる気が出なくなってしまいます。
仕事をしている中で楽しむことはなかなか難しいのですが、
私は楽しいことを糧に仕事をしています。
楽しいこととのバランスをとって、
いい意味で重く考えないで仕事をうまくやっていければと思いました。
教務係 相馬