今日の心がけ~職員のスピーチ~
シルバー川柳
2016.07.29
平成13年にスタートした「シルバー川柳」は、
公益社団法人全国有料老人ホーム協会が企画し、公募を行なっています。
毎年、高齢社会や高齢者の日々の生活をテーマにした川柳が集まります。
老化や病気はシニア川柳の定番です。
近年の傾向として、妻を題材としたものに比べて、
妻が夫を詠む句が減っているそうです。
また、「五輪」「スマホ」「シュウカツ」等の言葉から、
シニア世代の関心事を知ることもできます。
人生の先達の言葉や体験には、様々な学びがあります。
シニア世代の働きの上に今日の繁栄があることを思い、
尊敬する気持ちを持ち続けたいものです。
◆今日の心がけ◆人生の先輩の言葉に耳を傾けましょう
(『職場の教養』:社団法人倫理研究所より)
私の母もまさにシニア世代です。
そして、祖母は92歳の超シニア世代です。
母も祖母も暑い日でも毎日外に出て、畑仕事をしています。
自分が同じ作業をすると、すぐにバテてしまいます。
その元気はどこから来るのかな~と思いますが、
母も祖母も
「あなたと同じくらいの年には子どもをおんぶしながら
畑仕事をしたり、おんぶして電車に乗って仕事に行っていたのよ。
それが、当たり前だったの。今は何でも自動で出来てしまい、
身体を使うことが少ないからすぐに疲れてしまうのかもね」
と言われます。
昔の生活の経験があり、シニア世代の方はとても元気で丈夫で、
活動的ですごいのだな~と感心してしまいます。
そして、色んなことを知っていて「おばあちゃんの知恵袋」のような
お金をかけずに綺麗にするコツや保存方法や、直し方など…
驚くような方法を知っていて尊敬しますし、
シニア世代と言われている方の言葉には、歴史を刻んだ実体験を
踏まえたものが多く、重みを感じます。
親から言われて、「うるさいなぁ~」と思う事が多々ありますが、
今までの経験を踏まえたうえで、助言してくれていることを
感謝の気持ちで思い出し、尊敬する気持ちを忘れず接していきたいと思います。
実習指導係 林