今日の心がけ~職員のスピーチ~

「あれ」はどれ?

2016.07.08

 日本語では、近くを指して「これ・ここ」と言い、中間のものは「それ・そこ」と言います。
遠くのものは「あれ・あそこ」、不確定のものは「どれ・どこ」などと表現します。
 これらの指示語は、最初の一文字をとって、「こそあど言葉」と呼びます。
「こそあど」の部分を変えるだけで、様々な距離感を表現できる便利な言葉ですが、
使い方によっては、話し手の意図が聞き手に伝わらない場合があります。
 比較的近い対象について「これ・それ」と指し示せば、聞き手はすぐに理解できます。
しかし、唐突に「あの件について」「あれはどうした?」と言われると、聞き手はすぐに
理解できず、間違いや誤解も生じてきます。
「こそあど言葉」の中でも、「あれ・あちら・あそこ・あの」など、「あ」を使う際には、
前後に説明を加えるなどの配慮が必要でしょう。
 特に重要な事柄を伝える場合には、できる限り、具体的かつ明確な言葉を使って、
用件が正しく相手に伝わるように心がけていきたいものです。
今日の心がけ◆用件は具体的に伝えましょう『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
                                   
 あれではタイトルのように「あれ」はどれ?になり話し手の意図が聞き手に伝わらない
場合があります。話し手は使う前に説明を加えることが必要で、抜けてしまうと聞き手には
伝わりにくいです。相手に迷惑を掛けないように正しく伝えるように心がけたいです。
事務局係長 田中淳一

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