今日の心がけ~職員のスピーチ~

緊張と喜び

2016.06.23

 祭事などの終了後、神様に供えた御神酒や食物を下げて、

それを戴くことを「直会」といいます。

これは「緊張した状態から元の状態に直り会う」が語源とされています。

 古代社会では、神事など大切な行事を行なう際は、

緊張感を持って滞らないようにしなければなりませんでした。

神事が終了すると、公の正式な場はお開きとなり、

酒席を設けて緊張を和らげたといいます。

 聖徳太子が制定した十七条憲法に「和を以って貴しとなす」と示されているとおり、

皆で協力して大きな仕事を成し遂げ、成功したら喜び合うのが日本文化といえるでしょう。

 言葉の語源に隠された日本の心に触れ、自身の生活にも活かしたいものです。

 

今日の心がけ◆日本の精神文化を知りましょう

(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 

業務で考えてみると、さまざまな大学行事の時にこのことが言えると思いました。

入学生向けの入学試験やオープンキャンパス、在学生主体の純真祭や表現発表会など

多くの行事がありますが、

一つの行事を成功させるために事前準備から当日の運営まで教職員が協力し合います。

成功したら喜び合いますが、それが日本文化とまでは感じたことはありませんでした。

このように使われている言葉に隠された語源を知りながら生活していけると

よりよい充実した人生が送れると思いました。

 

教務係 相馬

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