今日の心がけ~職員のスピーチ~
妻の言葉
2016.05.24
家族や知人の言葉を、右から左へ聞き流していませんか。
特に耳障りな言葉は、親しい間柄ほど軽く受け止めがちです。
ある日、仕事仲間に「亭主を早死にさせる十ヵ条」という
アメリカのブラックユーモアがあると教えられました。
① 肥らせること
② いつも座らせておくこと
③ 酒や甘い物をあたえること
④ 塩辛い物を食べさせること
⑤ 動物性脂肪を好きなだけ食べさせること
⑥ コーヒーをがぶ飲みさせること
⑦ 煙草を勧めること
⑧ 夜更かしをさせること
⑨ 休暇は家でゴロゴロさせること
⑩ 夫に愚痴や文句を言うこと
普段妻に言われていることは、この標語と正反対です。
Aさんは妻の話を聞き流さずに受け止め、まずやれることを
実行しようと思ったのです。
◆今日の心がけ◆家族の言葉に耳を傾けましょう
(『職場の教養』:社団法人倫理研究所より)
私も夫や子どもに対して口うるさく言うと、嫌な顔をされたり、
無視される事があります。
私自身も親や夫に注意されると「ハイハイ、分かりました」
と返事をし、聞き流してしまうことがあります。
子どもには、「早く準備しなさい」「早く寝なさい」
「宿題したの?」と言い、夫には、「飲みすぎないで」
「早く帰ってきて」など言っていることが多いなぁ~と
自分の言葉を思い出しました。
私の言っている言葉は、子ども達が学校や保育園で困らないように、
体調に気を付けてほしいからしつこく言ってしまいますし、
夫には、飲み過ぎて身体を悪くしないように、仕事から
帰ってきて、早く休めるように言っていますが・・・。
本日の文章を読んで、家族や知人の言葉は、
自分の事を心配して言ってくれているのだと素直に受け止め、
相手の言葉をしっかりと受け入れる気持ちで聞きたいと思いました。
「亭主を早死にさせる10ヵ条」は、
思わず笑ってしまう内容でした。
亭主に限らず、10ヵ条のように過ごせば、誰もが早死にしてしまいます。
この10ヵ条の逆を行えば、健康的な生活が送れると思いますので、
親をはじめ自分の身近にいる人の注意や口うるさい内容こそ、
自分のために言ってくれていると思い、耳を傾けていこうと思います。
実習指導係 林