今日の心がけ~職員のスピーチ~

本音と建前

2016.05.12

朝礼の中で、挨拶や返事の実習を取り入れている会社も多いでしょう。
接客のための美しい動作を修得する意味もありますが、
それ以上に大切なことは、
接する相手に対して敬意を高めることにあります。
Tさんが休日に自宅にいた時のことです。
宅配便で荷物が届いたものの、
掃除中だった為、対応するまでに時間がかかってしまいました。
急いで玄関に向かい、ドアノブに手をかけた時、
ドアの向こうから「早くしろよ」という呟きが聞こえたのです。
Tさんが、さらに驚いたのは、ドアを開けた時でした。
先ほどの呟きからは想像できないほど、
見事なお辞儀と笑顔で、きちんと挨拶してきたのです。
腹が立つというよりも、唖然として荷物を受け取ったTさん。
挨拶の形が見事だっただけに、
本音と建前を使い分ける態度、余計に違和感を覚えたのです。
行為の器は、それにふさわしい思いを注がなければ用をなしません。
朝礼での挨拶、返事の練習の際には、
形と共に、美しい心を育んでいきたいものです。

私の経験の中でも、相手を思い、
心を込めると自然と良い挨拶ができると思います。
その結果、自分自身も気分が良くなり、
とてもうれしい気持ちになります。

しかし、常に心を込めるということは、とても大変なことです。
誰でも自分に余裕がないときは、
つい、形だけの挨拶や返事をしてしまう時があります。

新学期になってから一ヶ月が経ち
一年生も大学生活に慣れてきたところもですが、
事務室に来て、だれに話して良いかと迷ったり、
困っている学生もまだまだいます。
そんなときはなるべく声がけをするなどして、
少しの気を配りやお思いやりを持って接するように心がけています。
周りの人に対して思いやる気持ちが
自分自身の言動などから相手へ伝わります。

普段、どの様な振る舞いをしているかを常に振り返りながら、
直すべきことを見つけて改善し、
学生のためにより良い業務ができるようにと
心がけている毎日です。

今日の心がけ◆心の込もった挨拶をしましょう

実習担当 加藤

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