今日の心がけ~職員のスピーチ~
まねる効用
2016.04.25
職場の同僚やお客様とのやり取りで、
気遣いは欠かせません。
日本橋高島屋で
笑顔とアイコンタクトを交えながら、
年間3万6千人の接客をしている
コンシェルジュの敷田正法氏は、
気遣いとは「持って生まれた性格や才能ではなく、
心がけと工夫で培われる」と語ります。
そして、気遣いを身に着ける第一歩は、
「気が利いてステキだなと思える人の行動を
まねしてみること」だと言います。
自分の仕事が手一杯だと、
なかなか周囲に気を配ることができません。
しかし気遣いができて、ステキだなと思える人は
身近にいるのではないでしょうか。
まずはその人をまねることから始めてみましょう。
今日の心がけ◆手本となる人を探しましょう
(「職場の教養」社団法人倫理研究所より)
気遣いができてステキだなと思える人には
数多く出会ってきました。
長女の小学校の担任の先生だった女性も
その一人です。
いつも溌剌としていて
周囲の人を明るい気持ちにさせるパワーがあります。
子どもたち一人ひとりに気を配り、
問題を抱えている子どもに対しても、
力を引き出せるような
働きかけをしてくださっていました。
ご自分のお子さんはすでに成人している方でしたので
折に触れ、母親の目線から、
子育てに関するアドバイスもいただきました。
娘が卒業後新しい環境になじめず、悩んでいた時にも
親身になって相談にのって下さり、
親子ともに救われました。今でも感謝しています。
「気遣い」は自分が接する人に対して
誠実に向き合うことから生じてくるものだと思います。
まねしてみたいと思えるステキな人に
少しでも近づけるよう、日々心がけていきたいです。
図書館担当 大木