今日の心がけ~職員のスピーチ~
一人ではない
2016.04.15
苦しい時、悲しい時、辛い時には、自分一人だけが大変で、周りの人は皆幸せそうに見えるものです。
そういう時は、友達や信頼する同僚に、話してみましょう。
おそらく話を聞いてくれた後に、「あなただけではない。自分にもうまくいかないことがたくさんあるよ」と話してくれるはずです。
抱えている問題がすぐに解決するような答えは得られないかもしれませんが、精一杯の努力をしている友人の一面を知ることは、自分の問題を解決する際の力になるでしょう。
◆今日の心がけ◆一人で悩まずに話してみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
このお話しのように、悩んでいたり、辛い気持ちの時に、信頼できる友達や仲間に話を聞いてもらえることは、解決策が見つかるとか不安が解消されるということの他に、「自分はこのような状況にいます」と伝えることで、周囲に不快な思いをさせないとか、余計な心配をかけないなど、相手の心の負担にならないようにすることにも繋がると思います。
周りに何も伝えず一人で思い悩んだり、モヤモヤイライラして、自己解決することも悪いことではないと思いますが、それが自己満足になっていることも多いと思います。
いつも接している人には、悩んでいることは何となくでも伝わりますし、イライラしていることは間違いなく伝わります。ですがその理由が分からなければ、不愉快な気持ちになるのは当たり前ですし、打ち明けてもらえなければ励ますことも相談に乗ることもできません。
幸い私にはそのような状況の時に「どうした?何かあった?話して!」と声をかけてくれる人たちがいてくれます。私の経験上、そのように気遣ってくれる人にイライラをぶつけて不快な思いをさせてしまうと、更に自己嫌悪に陥ってしまい余計に落ち込んでしまいますので、今は意地を張らずに聞いてもらおうと思うようになりました。
入学したての一年生の中には、新しい環境、新しい仲間に戸惑って、不安や悩みが大きくなるばかりで、自分は一人ぼっちだというマイナスの気持ちでいっぱいになっている学生が居るかもしれませんので、そのような状況に気付いてあげられることがあれば、このお話しや今日の心がけの言葉を伝えてあげたいと思いました。
庶務係 大澤