今日の心がけ~職員のスピーチ~
曖昧な言葉
2016.02.02
社内の後輩育成に悩んでいたTさんは、ある光景を目撃したことで
問題打開のヒントを掴みました。
それは、電車内で小学生を引率する先生の姿でした。
その先生は、「ちゃんとしろ」といったわかりにくい言葉ではなく、
「口を閉じなさい」「手すりにつかまりなさい」と細かく、丁寧に指示をしていました。
日頃、後輩に対して「きちんと」「ちゃんと」など、曖昧な言葉を使っていたTさん。
翌日から対応を変え、後輩との意思の疎通が改善されたといいます。
「あれ」「これ」などの指示語が多い時は、思いばかりが急いている時です。
依頼や指示は、相手の状況や立場を考えて、具体的な言葉で行いたいものです。
今日の心がけ◆具体的に表現しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
「曖昧な言葉ではなく、具体的な言葉で」ということですが、
私自身、人にものを伝えるのは難しいと日頃から感じているので、
いつも話す内容を明確化し、シュミレーションしたりして事前に
十分に考える習慣があります。
相手がどうすればよいか、相手に何をしてほしいのかが伝わらなければ、
いくら話したところで、話したという意味を成しません。
指示語を多用していたり、思い込みで話しているときもあると思いますので、
相手の状況や立場を考えるようにして話したいと思いました。
教務係 相馬