今日の心がけ~職員のスピーチ~
苦言を受けとめる
2016.02.01
さびれかけた駅前商店街のある店主のお話しです。
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ある日、店頭に立ったお客さんが
「この店の商品はただでも不要だね」とつぶやいたそうです。
店主はそれを聞いて愕然とし、
先代の教えの“客の欲するモノを仕入れ、安く提供する”を思い出したそうです。
ここで人は2種類にわかれます。
“このままでよい”と“初心に帰ろう”
現状維持型は、変革が必要とわかっていても、
しない・見ぬふり・聞かぬふり・面倒・資金……といったもろもろの言い訳をするのです。心の中ではわかっているのですがね。
初心に帰る型は変革型と同様に
“失敗するかもしれんがやらなくちゃ!”と周囲もまきこんでがんばるのです。
ここで必要なのは、計画立案と家族や住民への丁寧な説明です。
独りよがりのところはあつれきが生じ、
かえってさびれてしまうもとになったりするそうです。
過去の方々も、“良薬は口に苦し”という諺を作ったくらいですから、
その手の失敗を多くしていることでしょう。
現代人も我々も同じ轍(てつ)を踏まないように気をつけたいものです。
以上
入試広報係 奥貫