今日の心がけ~職員のスピーチ~
涙のラジオ体操
2015.12.16
Kさんの職場では毎日、朝礼を行っています。
日替わりの実習コーナーがあり、
「挨拶と返事の練習」「社歌斉唱」「ラジオ体操」などをしています。
Kさんは特に、ラジオ体操の日が楽しみです。
その日は、感謝の心を培う日としています。
なぜなら、数年前に脳出血を発症したKさんは、
その後のリハビリで、体を動かせるまでに回復できたからです。
ラジオ体操では、腕を上げたり、肘を伸ばしたりするところがあります。
以前は当たり前に行っていた肘伸ばしや腕の上げ下ろしを、
一つひとつ体で確かめるようにしながら動かしていきます。
〈こうして体が動くようになったのは、多くの人たちに支えてもらったからだ。
特に、家族や職場の仲間のお蔭だな〉と思うと、
体操をしながら胸にグッとこみ上げてくるものがあり、涙が溢れそうになるのです。
健康な時は、体を自由に動かせるありがたさをなかなか実感できないものです。
今日は一日、体の動きに意識を向けながら、感謝の心で働きましょう。
今日の心がけ◆健康に感謝しましょう『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
実体験がないとなかなか共感できないこともあります。
Kさんのように大きなことは今までありませんが、ぎっくり腰の経験があります。
何度も経験しているので、あっこれ以上はまずいなと分かるようになりました。
もちろん夢中になってしまうとなってしまいますが、ならないようにならないように、
防衛反応がどんどん強くなります。
なってしまうと曲げられなくなるので、座るや寝転がるのも大変で、
ちゃんと治るまでいつもだいたい一週間程度かかってしまいます。
落ち葉拾いの時は、一人でやっていたらぎっくり腰になっていたのかもしれません。
みんなに手伝ってもらって終わらない量を終えることができました。
この時に思った感謝の気持ちで他のことにも関わるようにしたいです。
事務局係長 田中淳一