今日の心がけ~職員のスピーチ~
ジョブコーチ
2015.11.18
企業と障害者の橋渡し役となる「ジョブコーチ」は、障害者の支援をすると共に、
企業側にも障害者の特性を理解してもらうよう働きかける役割を担っています。
それぞれの職場に適応していく能力を養うという点においては、
上長は部下のジョブコーチと呼べるのかも知れません。
部下の個々の特性を見極めながら、試行錯誤を重ねて、
成長を援助するのが上司の役目でしょう。
◆今日の心がけ◆教え方を自己点検しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
このお話を読み、私自身何年も会社勤めをしていた中で、
新入社員や後輩に仕事を教えたり、社内のことを伝えるということが何度かありました。
教える立場の時は、ちゃんと伝えなければ!早く覚えてもらわなければ!という気持ちが強く、
つい詰め込んでしまおうとしていて、相手が出来ないとついイライラしてしまい、
なぜ伝わらないのか?と、もどかしかったことを思い出しました。
そして、転職をして自分が教わる立場になった時に、
改めて、あのときは自分の立場や目線でしか見ていなかったことに気付いて、
もっと上手に教えてあげられたら、もっとあの人のためになったのかなと
反省したことも思い出しました。
何事も、自分の立場や目線で判断して、それが正しいと信じて伝えようとしてしまいますが、
相手の様子をちゃんと見て、今伝えたことはどのくらい伝わっているのか等を、
直接相手の言葉で聞いたりして、歩み寄りながら接しなくては、
ただの押し付けや自己満足にしかならないのかもしれません。
これから卒業し、ものごとを伝えていく立場になる学生にも、
学内で色々と接していく中で、そのことを少しでも伝えていきたいと思いました。
庶務係 大澤