今日の心がけ~職員のスピーチ~
人生の“支え”とは何でしょう
2015.11.13
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「人生のバックボーン」の中で、
“親の教え”は、その子にとって、常に影響の大きいものかと思います。
私の父は、義理堅い昔堅気(むかしかたぎ)なところがあり、
感謝や御礼の気持ちを常に忘れません。
母も、相手に何かを施されたら、決して悪い方には受取らず、
「そのうち騙されるんじゃない?」
「振り込め詐欺に簡単に引っかかるよ」と、
高齢でもあるので、よく気をつけるように話します。
ただ、何事にも前向きに捉えられる姿勢は、
本当に幸せな人生を送ることができるのでしょう。
そういう親を持ち、教えを受けてきた私ですが、
残念ながら、その境地には至らず、
揺るぎないとは言えないバックボーンのようで、日々反省です。
仕事においても、バックボーンとなる教えはあります。
私が新卒で大学職員になった頃、20年ほど前のことですが、
当時の大学の組織では教員の力が圧倒的に強く、
事務職員は皆小さくなっていました。
そんな時に上司である事務局長から、
「そんなに卑屈になることはない。
事務方がいなければ大学は成り立たないのだから、
もっと堂々と振る舞って、プライドを持って仕事をしなさい」
と言われ、若手の前で実践して見せていました。
そこで、大学職員のあり方の基本を教わったような気がします。
親の教えも上司の教えも、実行していきたいものです。
今日の心がけ◆親の教えを活かしましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周