今日の心がけ~職員のスピーチ~
組織の一体感
2015.11.13
牛丼チェーン大手の吉野家で、長年、トップを務めてきた安部修仁氏。
八月に代表取締役を退任し、経営の第一線を退きました。
アルバイトから社長に登りつめた経歴を持ち、
「ミスター牛丼」と呼ばれるほどの存在でした。
二十二年に及ぶ社長在任中には、
BSE(牛海綿状脳症)問題で牛丼の販売を停止し、
九百五十日後まで販売を再開できなかったという苦境もありました。
氏が一社員だった一九八〇年には、吉野家が事実上倒産するという事態が訪れます。
倒産に至った最大の理由を、「内部分裂にあった」と分析しています。
「会社がダメになるときは、自らダメにする。
組織が一体感をもってある方向に向いていれば、決定的にダメになることはない」。
そうした信念のもと、在任中は常に社員の不安払拭に気を配り、
仕事の意義を伝え続けたそうです。
同じ職場で働く人の気持ちがどこに向かっているか、
エネルギーを同じ方向に発揮させられるかどうかに、企業発展のカギがあります。
朝礼で唱えている経営理念や社是社訓を単なる題目ではなく、
日々の業務で具現化していきましょう。
今日の心がけ◆進むべき方向を再確認しましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
最近、各メディアでラグビー日本代表が特集されています。
ラグビーワールドカップ2015イングランド大会で3勝1敗の歴史的快進撃を見せました。
日本代表が世界一とも言われた練習量をして信頼関係を築いた成果が結果にでました。
ラグビーの様にとはいいませんが、通ずるものがあると思います。
些細なこと一つでも変化が現れると思います。
私たちも組織として一体感をもち各自役割を果たして
これからも成果を上げる様に取り組みたいです。
事務局係長 田中淳一