今日の心がけ~職員のスピーチ~
相手を思いやる言動
2015.10.28
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「口論になる理由」の中で、
混雑率の高い通勤電車という条件では、足を踏まれて舌打ちした女性も、
謝ろうとしたものの耳障りな舌打ちにムカついた男性も、
共にストレスが高まって、売り言葉に買い言葉、
まさに喧嘩の原因となり、周りにもストレスを与えてしまいます。
このような場面でこそ、いかに平常心を保ち、
相手に譲る気持ちでいられるかが重要となります。
日頃の物の考え方が咄嗟に出ると書かれていますが、
最近では、相手へ意図的に不快を伝えるために、
言葉ではなく無作法な手段で表現する人も増えているようで、
本当に困ったものです。
この「舌打ち」以外で代表的な嫌われる仕草は、
「貧乏ゆすり」「ため息」「腕を組む」「頬杖」「睨む」などがあります。
それぞれ、相手を威嚇したり、周りに不快な思いをさせたりと、
自分のストレス解消のために迷惑で厄介な行為です。
このような行為としてではなく、言葉であっても、
遠回しに挑発的な意味合いを含めて間接的に伝える手段は、
悪いコミュニケーションのとり方で、負の印象を与える会話となります。
何事にも相手への思いやりを考え、
素直な気持ちと正しい言葉で伝えることが必要です。
何かトラブルに遭遇したら、まずは「すみません」と謝りましょう。
その言葉を咄嗟に発することができるように心掛けたいと思います。
今日の心がけ◆咄嗟の言動に気をつけましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周