今日の心がけ~職員のスピーチ~
非常口はどこにある
2015.09.11
Nさんの職場では、毎年秋に、防災訓練を行っています。今年もその日がやって来ました。
数名ずつグループになり、制限時間を設けて、社内の消火器、屋内消火栓、担架、非常口、防火扉を見つけ出します。それらの設備を、社内の見取り図に記入していきます。
仲間と共に、社内を回りながら、「あそこに非常口がある」「屋内消火栓発見!」「消火器はどこ?」と、消防設備を次々に確認していきました。
制限時間の三十分が過ぎ、防災訓練担当者から、実際の消防設備が記された用紙を渡されます。答え合わせをすると、思いもよらないところに非常口が三カ所もありました。
毎日働いている職場だけに、社内のことはすべて熟知していると思ったNさん。非常口の場所を知らなかった反省から、万が一の時に安全に避難できるよう、さらに防災意識を高めていこうと心に決めました。
今日の心がけ◆防災設備を確認しましょう『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
本学は秋頃に避難訓練を行っています。年度末には学内備品チェック棚卸しをしています。
避難訓練では学生及び教職員を対象に地震による火災発生した避難訓練と水消火器や起震車等の体験をしました。発見者が通報連絡班に連絡、初期消火、非常ベル等を行う。通報連絡班は消防署と職員に連絡し非常放送をします。消火班は現場へ向かい消火にあたります。避難誘導班は学生をグラウンドに誘導します。防護安全班は防火扉の閉鎖を行ないます。非常持ち出し班は必要なものを持ち出します。現場指揮班は本部を設置し現状の確認をします。救護班は負傷者等の確認を行う。終了したら消防署の方からお話しをいただいています。頂いたアドバイスを反省にして万が一の時に備えています。
学内備品チェック棚卸しでは担当する部屋を決めてチェックを行います。新入生を迎える準備もこの頃にします。
避難訓練や学内備品チェック棚卸しのように全体で確認をして意識を高めていきたいです。
事務局係長 田中淳一