今日の心がけ~職員のスピーチ~
初物
2015.08.10
今日では、栽培技術や保存方法が進歩して、
多くの食べ物が一年中出回るようになりましたが、
日本には、旬を味わうことで季節を感じる文化があります。
現代でも、「初物を食べたら、東を向いて笑え」という言い伝えがあります。
地域によって向く方角は異なるようですが、
「初物を笑顔で食べると、新たな生命力を得て、福が来る」などのご利益があるとい
われています。
食べ物の旬を知り、旬のものをいただくことは、
自然を愛で、四季のサイクルに沿って生活する
一つのきっかけにもなるでしょう。
今日の心がけ◆食べ物の旬を知りましょう「職場の教養」より
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
今では多くの食べ物がいつも手に入る環境ですので、
旬を意識することはほとんどありません。
それでも、旬のものを見かけたりいただいたりすると、
今年もこの季節になったと感じます。
食べ物だけでなく、季節の行事も同じです。
本学では保育士・幼稚園教諭になる学生がいるので、行事を大切にしています。
最近では5月にこいのぼり、7月に七夕の笹が飾られていました。
普段の生活がいつも一緒では変化がありません。
その季節に関することを知る、味わうことで、よりよい生活ができると思います。
四季を大切にできるように意識をしたいと思いました。
教務係 相馬