今日の心がけ~職員のスピーチ~
欠点を指摘する前に
2015.07.29
Tさんが駅の待合室で電車を待っていたところ、
4,5歳くらいの子どもが、床に落ちていた空き缶を拾って、
お父さんのところに走っていきました。
お父さんは子どもを抱きしめ、頭をなでながら、
「良いことをしたね」とほめていました。
子どもはにこにこ笑って喜んでいます。
Tさんも職場で上司に褒められ、
自信が生まれたことを思い出しました。
褒められ、〈認められている〉という思いがあれば、
たとえ注意されても、素直に耳を傾けることができたのです。
Tさんも上司にならって、
まず部下の良いところをみつけるよう努めました。
部下にやる気が生まれ、業績も良くなりました。
人は誰でも褒められたらうれしいものです。
相手の欠点を指摘するなら、
その何倍も相手の良いところを見つけて、プラスの言葉をかけましょう。
今日の心がけ◆褒めることから始めましょう
(「職場の教養」社団法人倫理研究所より)
私の小学1年生の娘が給食当番しているときに、
誤って熱いシチューを手にかけてしまいました。
担任の先生から、
「すぐに手を冷やしましたが、お家でも様子を見てあげてください」
というお手紙をいただきました。
その手紙には「食事をよそうのは、いつもとっても上手です」
と書き添えてありました。
娘に読んで聞かせてあげたところ、ぱっと明るい笑顔になりました。
失敗してしまい、少々落ち込んでいるであろう娘の気持ちを想い、
メッセージを添えて下さった先生のご配慮に気持ちが温かくなりました。
子どもだけでなく大人でも、褒められることはとてもうれしいものです。
褒められることで、やる気が湧いてきたり、
落ち込んでいた心が明るくなったりします。
私自身も周囲の人に対して、良いところをみつけ、
言葉にして褒めるという視点をいつも忘れずにいたいと思います。
職場で一緒に働くみなさんや学生のみなさんに
プラスの言葉かけができるよう、心がけていきたいです。
図書館担当 大木