今日の心がけ~職員のスピーチ~
「ピーマンのできるまで」
2015.06.25
あるセミナーで、Tさんは、「食物も、衣服も、身の周りにあるものは、一人の力では作れない。
多くの人たちの手がかかっている」という話を聞きました。
ピーマン一つでも、ルーツを辿れば、多くの人の働きがあります。
<ありがたいものだな>と思えて、Tさんは少しずつピーマンを食べるようになりました。
食物だけでなく、職場で使っている物すべてが、多くの人たちの働きの結晶です。
物の由来や成り立ちに思いを寄せ、好き嫌いをなくしたいものです。
今日の心がけ◆食べ物への感謝の心を持ちましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
わたしもピーマンは苦手で、プラスチックのような艶や独特の苦みが好きではありません。
しかし、今まで嫌いだと感じていたものも、年齢を重ねて食べられるようになったものもあります。
それには、自分の嗜好が変わったり、おいしい料理に出会ったり、好きな人と食べたり、
いろいろなきっかけがありました。
好き嫌いは、変わりうるものであると思います。
見た目(第一印象)だけで判断するのではなく、味わってみることも大切ですし、
今回のお話のように、由来や成り立ちを知ることで、
それに対する自分の感じ方も変わってくると思います。
食べ物だけではなく、様々な「もの」もそうですし、
「ひと」に対しても同様に考えて接していきたいと思いました。
教務係 相馬