今日の心がけ~職員のスピーチ~
あわや大事故
2015.06.16
建設現場に勤務するEさんは、
朝礼時に、道具の指先し確認をしています。
ある朝、安全帯の紐が擦れていることに気がつきましたが、
修理も新調もしませんでした。
それから数か月後、工事完了という時に事故がおこりました。
高所作業中に、バランスを崩して落下したのです。
事故の前には、必ず気の緩みが発生しているものです。
安全帯の不良に気づいていながら、
〈これくらいなら大丈夫〉〈まさか自分が落下するはずはない〉
と放置していたことを反省しました。
小さな出来事や気づきを見逃さず改善していくことが、
事故を防ぎ、職場環境をより良くしていきます。
Eさんはその後、同僚と共に、道具の点検整備を徹底して無事に
工事を完了させました。
◆今日の心がけ◆小さな気づきを行動に移しましょう
(『職場の教養』:社団法人倫理研究所より )
今までニュースなどで報道されている大事故と言われて
いるような事故は、ほんの些細なことが原因であることが
多いように思います。
私もよくやってしまうのですが、
「これくらいなら・・・大丈夫だろう。」
と油断してしまったり、見てみないふりをしてしまったり…
思い当たることがあります。
自分が大丈夫だろうと思っていることは、周りから見たら、
もうすでに遅い…大丈夫ではないという事があります。
私の実習指導係という仕事においても、
いつも同じ業者からの手土産を注文しているから、
値段は同じだろうと値段を確認せずに注文してしまい、
値段が変わっていた。
業者の担当者が変わっていた。
実習園が引っ越しをして住所や電話番号が変わっていた。
認定こども園になり園名が変わっていた。
園長先生や担当者がかわっていた。
など確認が必要なことが様ざまあります。
失敗する前に、業務の一つひとつをしっかり注意深く確認するよう
心掛け、今後もさらに質の高い仕事に取り組んでいくつもりです。
実習指導係 林