今日の心がけ~職員のスピーチ~
一見さんも大事なお客様
2015.06.15
常連客や昔ながらの取引先はもちろん大事です。
では、一度きりのお客様には、どのように接しているでしょう。
Mさんが初めての土地へ出かけた時の話です。
たまたま入店した飲食店で、昼食を摂るために滞在できる時間は30分程度でした。
店から駅までの所要時間も、道順もわかりません。
食事をしながら気にかけていると、女性の店員が声をかけてくれました。
「○○駅から電車でお帰りですか?」と聞かれ、
「はい、13時半の電車に乗る予定です」とMさんは答えました。
女性店員は注文した料理を運びながら、自分の時計をさりげなく確認して、
Mさんの時間を気にかけてくれていたのです。
電車の時間に間に合うようにお茶を出し、
わかりやすく道を教えてくれた店員の心配りに、Mさんは感銘を受けました。
おそらく再び訪れることがないだろう来客に対して、
状況を見極めて、丁寧に応対してくれた女性店員に、プロ意識を感じたのでした。
今日の心がけ◆お客様の状況を見極めましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
日常業務もですが、オープンキャンパスなどの行事ではこの様な状況に多くなります。
声を掛けるべきなのか掛けない方が良いのか、役割があるので対応できるかできないのか、他とのバランスは取れていて優先順位は合っているのかなど
女性店員の様になった場合は良いと思います。
ならない場合もあります。
ならなくても対応の仕方や熱意、思いなどが相手に伝わればよいとも思えます。
まずとか、気が付いたらとか、とりあえずでも良いのでやること、
そしてできる限りすることが大事と思います。
事務局係長 田中淳一