今日の心がけ~職員のスピーチ~
FD&SD教職員研修会「人権教育について」
2015.06.11
加須市立北川辺西小学校の増田利之校長先生をお招きして、
人権教育に関するご講話を頂きました。
長年、人権教育に携わっていらしたご経験と校長先生というお立場から、
人権教育の歴史や子どもたちに対する人権教育についてのお話まで、
幅広くお話し頂きました。
その中で、人権教育とは、単に知識を身に付けさせることではなく、
体験的な学習によっていかに人権感覚として浸透させていくことが重要だ、
というお話しが印象に残りました。
私たちに伝わるように、 とても熱心にお話しされるご様子から、
増田先生ご自身の「内なるものさし」である
「人権感覚」や「人権意識」の一端にも触れることができたような
気持になりました。
相手(の名まえ)をどう呼ぶか、
ということを現場の教員に問うというお話がありましたが、
そのような些細なことにも鋭敏な人権感覚を忘れないことが大切であり、
人権感覚を生かした関わりは身近な日常の中で
すぐに実践できることだと思いました。
相手の人権を尊重する一つ一つの積み重ねによって、
守られる立場の人権感覚や人権意識を育てていくのだと思います。
増田先生、貴重なご講話を頂き、ありがとうございました。
FDSD推進委員長 稲垣 馨