今日の心がけ~職員のスピーチ~
一病息災より無病息災
2015.05.27
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「病からの気づき」に書かれている
“ガン”というと死を意識する大病です。
死というものを感じると、生とは何かを考えます。
人は大抵、生きることは当たり前と思いがちですが、
自分の生を見つめ直すことで、
周りの人々の生活や、自然・生き物の動きなど、
改めて気づくことができます。
私は、20代や30代の頃、
風邪をひくことはあっても大病とは無縁でした。
つまり、健康であることが当たり前の毎日でした。
40歳を過ぎて、今から2年ほど前に体調を崩したことがありました。
原因はよくわかりませんでしたが、少なくとも確実に老化に向かい、
免疫が低下しているのだろうなとは思います。
病気を意識したことで、
そこで初めて“健康”とは何かを考えることができました。
最近では、明らかに栄養過多による肥満気味になっており、
“食”そのものを見直さなければならない状況です。
仕事であっても趣味であっても、
充実した生活を送ることができるのは、
何よりも健康で暮らすことです。
そのために、バランスの良い食事をし、適度に身体を動かし、
しっかり睡眠をとることが必要でしょう。
数年前に地元で高校の恩師にお会いすることがありました。
私が高校生の頃、40代前半で太め体形の担任の先生でしたが、
50半ばを過ぎて内臓の調子を悪くし、激痩せしていました。
40代前半というと、正に今の私です!
一病息災という言葉があります。
何か一つくらい病気を持っていた方が、
普段から身体を気遣うだろうという意味ですが、
病を経てから気づくのではなく、
本来の「無病息災」でありたいものです。
今日の心がけ◆今に感謝しましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周