今日の心がけ~職員のスピーチ~

タイトル「まず自分から」

2015.05.26

「隗より始めよ」という中国の故事があります。

燕の王は、天下の人材を集める方法を側近の郭隗に尋ねました。

郭隗は「賢者を求めるなら、まずこの私、隗を優遇してみてください」と言いました。

 郭隗によれば、

「私のような凡庸な人物が重用されれば、自分より優れた人物が集まってくる」

ということでした。

すると、噂を聞いた天下の逸材が、王のもとに多く集まったといいます。

 

この言葉は、

「大きな事業を始めるには、まず手近なことから手をつけよ」という意味の他に、

「事を始めるときには、まず言い出した人から実行せよ」

という意味のたとえとしても使われています。

 

「隗より始めよ」を職場に当てはめてみましょう。

新たなプロジェクトや新企画を起ち上げる時は、

まず自分から範を示し、行動に移すことが第一です。

その率先垂範の精神が、人を動かし、状況を好転させるからです。

◆今日の心がけ◆自ら行動しましょう

(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 

この記事の中に出てきた言葉の中に、率先垂範という言葉があります。

自らすすんで手本を示し、模範を示すという意味で、

古くからリーダーシップ、組織のマネジメントのあり方として注目されている言葉です。

 

この率先垂範の重要性を説き、自ら実行してきた人物の中には、

松下電器産業(現在のパナソニック)創業者である松下幸之助氏、

本田技研工業創業者の本田宗一郎氏、

日清食品創業者の安藤百福氏、

京セラ創業者の稲森和夫氏といった、偉大な企業家たちが多くいます。

 

「経営者自身が身をもって示すことが第一」

「言葉や文字では人は動かせない」

「口先だけでは人はついてこない」

といった名言も多く残っています。

 

本学の学生達は、保育・教育のプロフェッショナルとなるべく日々勉学に励んでいます。

近い将来は、幼稚園や保育園と言った場所で、

子供達を取りまとめるリーダーとなるわけですから、

学生である今のうちから率先垂範の精神を身につけてほしいと思います。

 

また、それには我々職員も、

自ら行動し学生の手本となるような言動を心がけなければならないと改めて感じました。

 

教務係 寺田

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