今日の心がけ~職員のスピーチ~
おふくろの味
2015.04.13
昨年末、ユネスコの無形文化遺産として
「和食、日本人の伝統的な食文化」が登録されました。
日本からの登録は、歌舞伎や能楽などに続き二十二件目となり、
食関連の登録は、世界で五件目です。
農林水産省は、和食の特徴として、
「多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重」「栄養バランスに優れた健康的な食生活」
「自然の美しさや季節の移ろいの表現」「正月などの年中行事との密接な関わり」
の四点を挙げています。
食は文化であり、歴史でもあります。
誰にも、思い出の料理や味があるでしょう。
特に「おふくろの味」は、幼い頃の記憶と共に、忘れ難いものです。
おふくろの味が記憶に残る理由について、
新宿調理師専門学校校長の上神田梅雄氏は、
「それは見返りを期待しない、心と身体に優しい料理だからです」と述べています。
母親の料理は、我が子への深い愛情が込められているのです。
自然からの恵みと、料理を作ってくれる人への感謝を忘れずに、慎みを持って、命のもとである食事をいただきましょう。
今日の心がけ◆日々の食事を大切にしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
年に数回しか機会がありませんが、作ってもらって食べると
いろいろな記憶が蘇ってきます。
一人暮らしをしていたので、感謝を忘れることなく食べています。
学食も似たようになると思います
学生のよい思い出になるようになってほしいと思います。
事務局係長 田中淳一