今日の心がけ~職員のスピーチ~
江戸時代のブランド
2015.03.30
江戸時代、甘酒は夏の風物詩の1つでした。
現代では、甘酒といえば、冬をイメージしますが、
当時は暑気払いに呑む習慣がありました。
枇杷(びわ)の葉を使った「枇杷葉湯(びわようとう)」も
夏の定番の飲み物でした。
当時、枇杷葉湯売りは「烏(からす)」の絵、
甘酒屋は「富士山」の絵が目印でした。
現代に置き換えると、「このマークは○○店」といったブランドが
あります。また、「このことなら、あの会社に頼めば大丈夫」といった
評判も、ブランド力でしょう。
ブランド力を高めるには、信頼を積み重ねるほかはありません。
約束を守り、地道な努力を重ねて、自社のブランド力を
高めていきましょう。
◆今日の心がけ◆ 自社の価値を高めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
現代のブランドというと、質が良く、高いイメージの商品を売っている
有名なブランドがいくつか浮かびます。
ブランドという言葉をよく聞きますが、江戸時代からそのような
ものがあったということに驚きました。
本学で言いますと、
商品は、埼玉純真短期大学。
お客は、高校生や学生、そして卒業生、保護者や地域の方々に置き換えられます。
高校生の価値観にあう大学であるどうか、高校生にはどのような情報が必要か、
どんなに入学前は良くても、入学してから思っていたのと違った、
と思われないように、入学してからも一人ひとり親切に対応したり、
実習、就職で困らないように指導していったりと「小さな心配り」を
続けていくことが重要だと思います。
保護者の方々には「娘を埼玉純真に入れてほんとうに良かった」と、
卒業生からは「埼玉純真を卒業してよかった。自分の娘も入れたい」と、
また、地域の方々からは「埼玉純真が地域にあって良かった」と
思ってもらえるように、教職員の日々の努力が重要だと感じています。
良い商品だからずっと壊れずに使っている。
祖母から母、そして自分へと受け継がれて使っている。
長く使用して愛着が湧いている。
という商品が私にあります。
そのような、商品(埼玉純真短期大学)になれたら嬉しいです。
お母さんが純真の卒業生、お姉さんが純真の卒業生という
学生も多くなってきました。そのような話を聞くと嬉しい気持ちに
なります。
文章にもありましたが、約束を守り、地道な努力を重ねて、
信頼を積み重ねることで大学の価値を高めていけるのでしょう。
学生、卒業生にも自信と誇りを持って良い大学と認めてもらえているとしたら、
ほんとうに嬉しいと思います。
実習指導係 林