今日の心がけ~職員のスピーチ~
愛しい人が通る道
2015.03.20
今から約二百年前にまとめられた『万葉集』には、日々の仕事の中でうたわれた歌も
あります。
「信濃路は 今の墾道 刈株に 足踏ましむな 沓はけわが背」
この歌は「信濃路は、森を開墾していま出来たばかりの道です。
切り株を踏んで足に怪我をしないように、履き物をはきなさい。愛しい夫よ」
という意味です。
愛しい人が通り道を作っていると思えば、頑張りがいもあったことでしょう。
今日の心がけ◆仕事を楽しみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
同じことでも捉え方が違えば気持ちも変わると思います。
仕事のなかには嫌だと思うことや、急な用件が発生したり、変更になったりと
自分の思うようにいかないことも多くあり、
そんな時には、気持ちがイライラしたり不快になったりして、
余計に仕事がはかどらなくなくなることがあります。
逆に、仕事をしていて感謝の言葉をいただいたり、大変な業務もやり遂げた時に
達成感を感じることがあります。
ここで出てきた「愛しい人のため」のように相手を思うこともひとつですし、
仕事の中に楽しさやうれしさを見つけて気持ちが良い方向へいくように
努めることで、仕事もうまく進んでいくと思いました。
教務係 相馬